今では見かけることもなくなったけど

高校の国語の中で、漢文があります。唐詩などにレ点や送り仮名が書かれて読み下しする、というような授業だったと思います。漢文で有名なのは論語でしょうか。
「しいわく、われじゅうゆうごにして がくにこころざす。
 さんじゅうにしてたつ。 しじゅうにてまどわず。
 ごじゅうにしててんめいをしる。ろくじゅうにしてみみしたがう。
 しちじゅうにしておのれのほっするところに したがえども のりをこえず。」
などですね。論語の中の4文字熟語とかスッと話すと、「おっ」と思われるでしょう。
そんな漢文ですが、受験のために勉強する以外は触れることがありません。つまらねぇ、と思う人が大半でしょう。
こういうものに面白いものが出ました。
『伸太、部屋ニ駆ケ込ミテ、号泣シテ曰ク』 ドラえもんを漢文訓読してみた

ドラえもんは国民的漫画であり、知らない人はほとんどいないでしょう。
そのドラえもんを漢文の読み下し文にしたものが表れたのです。

こういうのがあると、勉強がはかどると思うのですけど、よく作ったなぁ、と感心します。また、それなりに読めてしまうのは受験勉強であっても勉強していたおかげでしょう。