地震速報はまだまだ発展途上でしょう。

直下型地震の「直前速報」 これは有効な地震対策だと思いますか?


直下型地震」直前速報へ、地下に地震計…5年以内に実用化 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090126-OYT1T00583.htm
> 阪神大震災のような直下型地震の対策として、文部科学省は、震源に近い地域を大きな揺れが襲う直前に兆候を感知し、地震発生を警告する「地震瞬時速報」を5年以内に実用化させる方針を決めた。
> 地震瞬時速報は、全国110か所の主要活断層を監視対象と>>続きを読む


この記事についての意見:


 地震瞬時速報は有意義だ




直下型地震で、3分の余裕などありえません。記事にもありますが、数秒です。しかしその数秒で、都市のライフラインの被害を抑える可能性が増えます。また、被害の後の復旧を早めるための手段を考えることが出来るでしょう。
たとえば電気やガスの要所要所で停止をすることで、パイプの交換がしやすくなるとか。被害の程度の把握がやりやすくなるとか。

活断層を避けて都市計画を、というのはちょっと難しいでしょう。金銭的にもそうですし、日本の活断層は縦横無尽に走っていますから。活断層の直上でなくても、大地震になれば液状化で被害が出ます。

地震速報のシステムは、まだまだ発展途上だと思います。これから実際の地震データが増えていけば、精度も上がるだろうし、どういう使い道があるかの新しい発見も出てくるんじゃないでしょうか。



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