内定取消しの人たちは大変ですね。

大学卒業には必須の単位というのがあって、卒業研究などがそれにあたります。
教養にいる間は言語などで必修の単位があって、単位を取得できないと専門に移れない、というのがあり、卒業に必要な単位数と必須の単位をとることで卒業できます。卒研は発表をして、それを指導教官が審査して単位を授けるわけですが、たいていは1月か2月に締め切りがあって、12月と1月というのは卒研で非常に忙しいわけです。その時期に内定取消しとなってしまった4年生は就職活動をあきらめているかもしれません。 
就職氷河期といわれた10年ぐらい前から卒業しても就職できず、就職浪人が増えました。実際はその前のバブルの時期にバイトで収入が十分あったために正社員の道を選ばない人たちがじわじわと増えていたというのもあるでしょう。それで優秀な人材が埋もれていたため、企業は第二新卒という枠を作って卒業しても新卒と同じように就職活動できるようにしました。
第2新卒をさらに進めて、4月だけではなく9月ぐらいに集団での入社を行うようにしたらいいと思います。大企業では1年に1回の新卒者受け入れという形ではなく、年に数回に分けて受け入れするようにしたらいいのではないでしょうか。
企業が新卒偏重というのは、年に1回だけで大量の社員を受け入れようとするからでしょう。数回に分けることで新卒への偏重も柔らぐと思います。

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