火星の氷河

火星の地中に「埋もれた氷河」 米伊チームが分析
火星は、人類が最初に到達する惑星でしょう。今世紀中に人類が送り込まれるかもしれません。SFでは火星を題材にした作品がたくさんあります。魅力的な惑星です。
火星の極地方は白く光っており、二酸化炭素を主体とする氷(ドライアイスですね)があります。8月には水の氷が見つかっています。最近は冬になって太陽光が少なくなり、探査機フェニックスは活動を停止しました。
火星に人類を送る上で考慮することは現地での燃料調達です。極地方というのは、夏場で太陽電池を使える状態であれば、十分な燃料(ドライアイスと水)がありますが、活動期間が限られます。今回見つかった、氷河らしきものは、活動拠点の候補をするに足るものの気がします。これを使って水を取り出したり、ロケット燃料として使えるかもしれません。

火星に行く前に南極で氷とドライアイスだけで活動できるような実験が必要ですけどね。