無心の手紙が来た。

私がザンビアで生活していたとき、世話になったのが生徒の一人、マンガニ君。
彼は副寮長として責任感をもって学校生活をしていたので、ほかの生徒より信頼できました。すんでいる家は一人で住むには広いので一部屋を彼に貸して、休みの日など家の管理をしてもらっていました。

その彼は卒業後も勉強しながら仕事もしながら、というような生活で、以前も学校に行くためにお金をくれ、とか電化製品をくれないか、とかいうような無心の手紙を送ってきてました。私も余裕があるようなときはお金とか、楽器とか(ほしいといってたので)送ってました。

今回、来年の最終試験費用その他の費用として、350ドルを無心してきました。
送ろうかと思っているのですが、あいにく、暇がない。
彼は銀行口座をもってなく、郵便も個人で持っていないので、前回はWesternUnion の海外送金サービスを使いました。これは秘密の暗号を使って、受取人の認証を行い、銀行口座も住所も持たない人へ送金できるサービスで、日本ではスルガ銀行が代理業務をしています。なんでも来年1月でサービスが終わるようだけど。 平日の9時から午後4時までが営業時間。
ちょっと行けません。有給をとらないと。
郵便はJICAの事務所に友人が勤めているらしく、その友人を通して手紙や荷物は届きます。その友人を信頼して、郵便局の海外送金サービスを使ってみようと思うのですが、果たしてうまくいくのでしょうか。

彼が銀行口座を持っていてくれると助かるのだけど、口座維持費用も払えないのでしょう。