マンナンライフは成功する

蒟蒻畑の生産を一時停止したマンナンライフですが、ネットの意見では子供の死亡原因は親の責任、というのが多く、注意書きもしてあったマンナンライフには責任がない、という風潮です。
蒟蒻畑も生産停止を受けて買いだめしている人もいます。
そんな中、この記事を見つけました。
戦いとは、いつも二手三手先を考えて行なうものだ
マンナンライフが今回の事故を受け、さらに事故防止の強化策を実施し、CMで注意喚起するようにして幼児や高齢者には食べると危険性があることを周知させることに成功すれば、さらに企業イメージがアップすると思われます。

今回の事故ですが、蒟蒻畑のテレビCMでは危険性についての喚起が少なかったと思います。ゼリーであり、おやつのイメージが大きい。おやつであるから、子供に食べさせる。食べ物で食べ方がわからなければ説明書を読むでしょうけど、そのまま食べられるのなら説明書など読む人は少ないでしょう。いくら注意喚起の文言がパッケージに印刷されていても、なかなか読まれるものではないでしょう。
CMが成功して売り上げがアップしたけど注意喚起が足りず、今回のような事故が起きたんだろうと私は思います。子供の保護者が注意書きを読んでいなかったのは確かに保護者が悪い。今回の事故の最大の責任は保護者にある。でもいくらかはマンナンライフにもあるだろうし、トップメーカーの責任として、もっと周知させなければいけないだろうと思います。
周知に成功すればマンナンライフの企業イメージは非常によくなります。

ネットにある意見として、餅だって危ないじゃないか、餅を規制しないでこんにゃくゼリーを規制するのはおかしい、というのがあります。
これはちょっとおかしくて、こんにゃくゼリーはメーカーが作るものですが、餅はメーカーだけでなく、一般の家でも作られるものです。家で作るのは減ってきたとはいえ、町内会イベントのときに餅をつくのは普通のことです。個人で作れるようなものを規制することはできません。餅はご飯と同じですからね。
餅はハレの食事という歴史もありますし。
餅を禁止するということは和菓子のほとんどがだめになりますからねぇ。餅を禁止するというのはもち米を作るな、ということとほとんど同じですから。
餅とこんにゃくゼリーを比較している人は文化的側面を考慮していない人が多いと思いますね。