久しぶりに生オケを聞いた

今日は横浜のみなとみらい大ホールでの演奏会に行ってきた。
プログラムは以下の通り。

アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲
   よこはまマリンオーケストラ
 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1より
   百武由紀(ヴィオラ
 西海楽
   仙堂新太郎(和太鼓)
 ヤンキードゥードゥル・ボーイ、横浜市歌ほか
   関東学院マーチングバンド
 チマローザ:2本のフルートのための協奏曲 ト長調
   植村泰一/新井力夫(フルート)
   よこはまマリンオーケストラ(指揮:田村拓男)
 バーンスタイン:ウェストサイド物語 演奏会用組曲1
          マリア/トゥナイトほか
   斉田正子(Sop)/西けい子(M.Sop)/小林彰英(Ten)
   よこはまマリンオーケストラ(指揮:田村拓男)  

オーケストラと入っても小編成のもので室内楽に近い。
チマローザの頃のオーケストラはこのような編成だったはず。植村先生は木製のフルートを使っていました。

チャイコフスキーの主題による変奏曲
 弦楽合奏による変奏。指揮者はいなかった。各パートの音が聞き取りやすかった。バイオリンの早いパッセージのアップボウでの2音が繋がって聞こえたのが耳に残ってしまった。

無伴奏ヴィオラ・ソナタ
 ヴィオラの音というのはいい。バイオリンの物悲しい音色もいいが、ソロで聴くならヴィオラの方が奥が深い音色で気分が良い。ヒンデミットは20世紀のだっ曲かで曲も現代曲だけど聞きやすかった。2000人収容の大ホールだったけど席が良かったからか、一つ一つの音がよく聞こえた。

西海楽
 大太鼓(多分3尺のもの)ひとつによる演奏。すごかった。時々壁か天井かが共鳴してビリビリ音がしていた。ホール内がひとつの楽器になったよう。

関東学院マーチングバンド
 金管をこれでもか、というように鳴らす。うるさい。舞台でチアガールが旗を使ったダンスをしてみせていた。マーチングバンドとしての歩きながら、形を変えながら、という演奏もあったけど少なめ。あとところどころソロがあった。演奏した学生は緊張しただろうなぁ。

2本のフルートのための協奏曲
 チマローザの曲。植村先生のフルートが聴けたので満足。

ウエストサイド物語
 有名な「マリア」とか「トゥナイト」とか。大ホールでマイクなしで歌うのは大変そうだ、というのが最初の「マリア」を聞いた印象。最後のTonightはいつ聞いてもいいですね。

アンコール:夏の思い出
 今でも小学校の音楽の教科書に載っているのでしょうか? 驚いたのは、中田喜直氏のご夫人がこられたこと。思っていたより若い。

いろいろなタイプの音楽が聞けて満足した演奏会でした。