MMORPGとセカンドライフ

セカンドライフに関する記事がネットで話題になっている。

セカンドライフMMORPGと違い、目的がもともと無い。セカンドライフの世界でバーチャル生活を行う、というのが目的といえば目的か。

MMORPGと違う点で特に注目されるのは現実の貨幣と交換できることのようだ。
MMORPGでもアイテムの売買とかクレジットの売買が非公式ながら行われているようなので、同じと考えても良いだろう。セカンドライフでは公式に現実の貨幣と交換できる、というのがビジネスチャンスと映る。

まだまだ日本人ユーザーは少ないようだし、私も体験していないので分からないけど、セカンドライフを使った犯罪が必ず起きると思う。
犯罪といえるかどうか分からないのが、ゲーム中で使うリンデンドルの作成だ。
以前、MMORPGのゲームマスターがゲーム内通貨を偽造して現実の貨幣に交換した、というので起訴された。
同じことがセカンドライフでも起きるだろう。

バーチャル世界の構築が進んでいく上で、きちんとした社会を作れるのかどうか、非常に疑問だ。

【3/11 追記】
セカンドライフ世界の法整備はいつかは必ず整えられると思う。だが、セカンドライフ世界での決まりごとを民主主義で決めたとしても、それをプログラミングしなければならず、プログラミングするのはリンデンラボ社である。
セカンドライフ内の法整備によって、リンデンラボ社の開発に参与できるようにならなければならないだろう。