WEB2.0的神社

ネット参拝は是か非か、初詣で前に揺れる神社界(読売新聞) - goo ニュース

ほとんどの宗教がそうであると思うが、集会所が必要だ。それは宗教法人法で必要とされていることからもわかる。
ところが信者の中には集会所に行けない人たちがいる。
例えば病気とか高齢であるとか、仕事で集会のある日に都合がつかないとか、理由はいろいろだ。
当然ながら彼らのことも気にかけているから、宗教家は訪問するとか手紙や電話をするとかの行動をしている。
そうした動きの1つがネット上での集会の参加である。

他の人のブログを読んだりすると、「日本には八百万の神がいるんだから、ネット上にいたっていいだろう」といった内容があったりするのだが、神社の場合は、その場所が神聖だから、ネット上での参拝は本来の参拝とは言えず、問題がある、とのことなのだろう。

しかしお手軽な参拝は利用者が広がるんだろうなぁ。

・・・お布施はどうしているんだろう。いままで初詣でお布施を落としていった人たちが参拝に来なくなったりしたら、神社は運営が大変なことになるから、危機感をもっているのだろう。

神社もお寺も教会もモスクも運営にはお金がかかる。これはどうしようもない現実だ。金儲けに走る宗教家は論外だが、神の教えを伝えるにはお金がかかるのだ。
神の教えだけではなく、運営資金についての現実を教える必要があるだろう。

ネット神社も参拝できるだけではなく、神社の本来の役割を伝えるようにしなければ駄目だろう。