御手洗会長は恨みを買うな。

経団連の御手洗会長と柳沢厚生労働相とが会談した。http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2006121100800.html

御手洗会長は経営者側の人間で、貧困層にいる人たちのことなど屁とも思っていないだろうから、労働法の改正で「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入を推進している。残業代を支払う必要が無くなるこの制度が導入されれば、一時的に給料が上がるだろう。例えば今年収が450万だとしたら、年収を500万にするが、残業が無制限となる。
さらに、成果主義だから、毎年の査定では評価されず、翌年移行、昇給が無くなる。
「この給料ならこれぐらいはできないと。あなたはこれだけ足りないよ。」ということだ。

どうなるかというと、残業をしなければ成果が出ない、ということだ。しかも半端じゃないだろう。

今でも過労死が問題になるが、さらに過労死が増えるだろう。間接原因ではあるが、過労死が増えるだろうことは容易に想像つくホワイトカラー・エグゼンプションを推進する御手洗会長に恨みを抱くようになる人は増えるだろう。